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企業が発信する決算情報を読む際に、
その情報を読むことができなければ、活用していくことはできません。
どうやって決算情報を読んだら良いかわからないという人のために、
今回は米井靖雄事務所のHPをご紹介します。
http://www.ccsjp.com/index.htmこのサイトのメリットは以下の2点に集約できます。
①経験を積んだ公認会計士というプロが発信している情報であること。
②初心者にもわかりやすいように解説されていること。
最近では更新されていないようですが、それを差し引いても良いサイトだと思います。
決算書を読んでいく上で、「会計の基礎」と「財務の基礎」の項目が役立ちます。
それでは、「会計の基礎」の「バランスシートとは?」を参考にして、
ヤフーの第3四半期のバランスシートを見ていきましょう。
http://ir.yahoo.co.jp/jp/archives/vsreport/下の図はヤフーの決算短信から強引に作り出したバランスシートです。

図のように、バランスシートの右側は資金の調達を表し、左側は資金の運用を表しています。
バランスシートの右側の負債純資産合計の数字と、左側の資産合計の数字は一致していますね。
バランスシートの数字は最後の1秒に残ったものの数字です。
この数字は平成24年の12月31日で区切った数字で、翌日の1月1日からまたどんどん変化していきます。
①まず、企業は株主や銀行から資金を調達します。
見てみると、ヤフーには銀行から借りたお金、「借入金」が1円もありませんね。
②次に、その資金を機械などに投資します。
ヤフーは事業を行う上で必要なPCやサーバー、オフィスなどに資金を投資します。
③そして、ネット上でサービスを提供することで資金を確保します。
だいたいのところ、ヤフーは一般の人に無料で検索サービスを提供し、事業者に対して広告枠を提供することで資金を得ています。
④さらに、手元の資金を再投資することで②以降の流れを繰り返します。
銀行からの資金がないヤフーは、株主から出資された資金と事業から生み出される資金の再投資で運営されていることがわかります。
⑤こうして事業で生み出した資金は資金の提供者に還元していきます。
負債の返済をして、株主には配当金を支払います。
ざっくりとした説明ですが、このようにして資金は会社の外から中へ、中から外へとグルグル回っていきます。
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- 2013年02月08日 16:29 |
- 決算書 基礎
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